雲上の女神 100コロナ金貨 1908年

¥2,600,000

発行年度:1908年
発行国 :オーストリア
重量  :約33.87g(純金含有量は約30.1g)
金品位 :0.900
グレード:PF60(NGC)
発行枚数:16,000枚

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Description

発行年度:1908年
発行国 :オーストリア
重量  :約33.87g(純金含有量は約30.1g)
金品位 :0.900
グレード:PF60(NGC)
発行枚数:16,000枚

コインの概要説明

【歴史】
「雲上の女神」と呼ばれている100コロナ金貨は、1908年にオーストリアにて発行されました。オーストリア帝国の皇帝であるフランツ・ヨーゼフ1世(Franz Joseph I.)の治世60年を記念してのコインですが、鋳造されたのは発行した1908年のみという非常に希少価値の高いものになります。
1848年、わずか18歳でオーストリア帝国皇帝に即位し、68年間に及ぶ在位を誇ったフランツ・ヨーゼフ1世。国民からは敬愛を込めて「国父」や「不死鳥」とも呼ばれ、オーストリアの象徴として燦然と歴史にその名を刻んでいます。

ちなみに、この「コロナ」という名称は、ドイツ語で「王冠」を意味する「Krone」に由来しています。

【特徴】
表面には発行するきっかけとなったフランツ・ヨーゼフの肖像が描かれ、銘文にはフランツ・ヨーゼフ1世の名と共にオーストリア皇帝、ハンガリーに選ばれた王、神の恵みなどの文字が刻印されています。

裏面にはフランツの妻であるエリーザベトが美しい姿で描かれ、雲の上から皇帝に祝意を与えています。女神が抱える盾はオーストリアの紋章である「双頭の鷲」、背景には旭日が威光のように輝き、デザインの美しさに目を奪われます。エリザベートは、美しく、‘シシィ‘と呼ばれており、現在もシシィ博物館がウィーンにあります。

芸術性に溢れた大型金貨のため、収集家の間では極めて人気が高く、高グレードの品は海外オークションで驚くほどの高値で取引されています。世界のコレクターが必ず持ちたいと思う大型金貨の一つではないでしょうか。

エリザベートと日本とは少し関係があり、岩倉使節団がオーストリア訪問した際に夕食で岩倉具視がエリザベートの横に座ったそうなのですが、どのような会話をしたのか、聞いてみたかったですね!

鑑定枚数

鑑定枚数は、下記となります(NGC鑑定枚数:649枚)。発行枚数は16,000枚と多いですが、状態のよいものが発行枚数と比較し少ないと言えます。この100コロナ金貨は鋳造される際に誤った扱いをされたか欠陥であるかは不明ではあるものの、必ずと言っても過言ではないほど表面に細かい傷が入ってしまっています。そのため、「雲上の女神」100コロナ金貨の最高グレードはPF65止まりとされています。

また、プルーフとしての発行はなく、全てMS発行であると言われており、MSの中で綺麗な状態のものをプルーフとして鑑定会社が認定しております。

2023年3月8日時点

価格推移/情報

オークション価格は、下記となります。

2022年10月16日のオークションにてPF60が2,331,000円(オークション会社手数料、消費税込)で落札されました。

また、2023年1月29日のオークションにて一つ下のグレードが2,442,000円(オークション会社手数料、消費税込)で落札されました。

一つ下のグレードが2,442,000円で落札されたことから、この値段で買えるのは非常に安価な1枚だと言えるでしょう。

ちなみに「PREMIUM GOLD COIN」では、同じP F60グレードのコインが3月8日時点で2,480,000円(非課税)= 2,728,000円(税込)で販売されています。

また、同じく「アンティークコインギャラリア」では、同じPF60グレードのコインが3月8日時点で2,900,000円(税込)で販売されています。

《参考URL》@NGC
https://www.ngccoin.com/certlookup/6386359-002/60/

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