エリザベス2世 5ポンド金貨 1991年

¥1,028,000

発行年度:1991年
発行国 :英国
鑑定機関:NGC
グレード:PF70 ULTRA CAMEO
発行枚数:1,335枚
金品位 :0.9170
重量  :5ポンド(約39.94g)
直径  :36.02 mm
表面  :エリザベス2世 第3肖像
裏側  :聖ジョージ竜退治

ヤングエリザベスの後に発行されたのが、このミドルエリザベスとなります。
1990年~1997年までの8年間に発行され、30代と思われるエリザベス女王の凛とした表情も魅力的です。

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Description

発行年度:1991年
発行国 :英国
鑑定機関:NGC
グレード:PF70 ULTRA CAMEO
発行枚数:1,335枚
金品位 :0.9170
重量  :5ポンド(約39.94g)
直径  :36.02 mm
表面  :エリザベス2世 第3肖像
裏側  :聖ジョージ竜退治

ヤングエリザベスの後に発行されたのが、このミドルエリザベスとなります。
1990年~1997年までの8年間に発行され、30代と思われるエリザベス女王の凛とした表情も魅力的です。

鑑定枚数は、下記となります。
2023年4月12日時点

実物資産としての無限の可能性を秘めたソブリン金貨の大作

コインコレクターにとっては大変幸運なことに、エリザベス2世の70年間に及んだ在位期間を彩った数々の歴史的イベントは、ジュビリー関連の行事を筆頭としてその殆どがコイン上に記録されています。それらのコインの表面には、即位当時の女王の若々しい風貌を描く「第1肖像」から、晩年の哀愁漂う「第5肖像」まで全5種の公式コイン肖像のいずれかが描かれており、女王の治世の変遷を格調高く表現しています。

それら5種の中でも1985年にリリースされた「ミドルエリザベス」の愛称で知られる「第3肖像」は、当時59歳であった女王の威厳のある風貌を浮き彫りにした傑作であり、老年期を迎えるに当たっての気迫を感じさせる表現力豊かな芸術作品です。1980年代のロイヤルミントで活躍した彫刻家ラファエル・マクロウフの生涯を賭けての大作として知られる「第3肖像」ですが、その横顔に見られる張り詰めた緊張感と好対照を成す女性らしい優美を最大の特徴とするものです。

「第二次エリザベス朝」とも称せられるエリザベス2世の長大なる治世は終焉を迎えるに至りましたが、それらの年月の栄光の遺産として未来に託された夥しい数のモダンコインの今後の可能性は計り知れません。現代を代表する真に偉大なる英国君主エリザベス2世の権威を両面に刻む当ソブリン金貨もその例外ではなく、未来のアンティークコインとなるべく成熟を重ねて行くことでしょう。

デザインの特徴

【表面】
「ミドルエリザベス」の愛称で知られる「第3肖像」が描かれています。同肖像のトレードマークとも言える頭上の「ステート・ダイアモンド・ダイアデム」は、1821年に挙行されたジョージ4世の戴冠式に際して当時、ロンドンに存在した王室御用達ジュエラー「ランデル・アンド・ブリッジ」が制作したとされる稀有の宝飾品です。ジョージ4世亡き後は、ウィリアム4世の王妃アデレードを筆頭に女性の君主や王妃によって受け継がれていた当ダイアデムですが、現代の継承者エリザベス2世の場合、女性の君主らしくティアラのように軽く頭上を飾っているのが印象的でした。

【裏面】
コイン裏面には1817年のリリースを皮切りに、英国貨幣史の真の伝説として受け継がれたベネデット・ピストゥルッチの大作「聖ジョージの竜退治」が刻まれています。悪の権化であるドラゴンを退治する馬上の君主の姿ほどに、英国王の権威を示すに相応しいデザインは考えられず、歴代国王の治世下に発行されたソブリン金貨の主要な意匠としてそれらの裏面を飾り好評を博しました。

価値・希少性

「エリザベス2世 5ポンド」硬貨のPF70UCAMグレードは、1991年発行の珍しい硬貨で、希少性も高く、市場では入手困難な硬貨となっています。

過去のオークション相場の傾向

オークション価格は、下記となります。
発行枚数718枚の1995年が2022年3月27日に670,899円で落札されました。
計算式:3,700£×164.84×1.1

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